大会あいさつ– GREET –

2026(第10回)吉備路の山全山縦走大会 開催ごあいさつ

全国のハイキング愛好者の皆様 こんにちは!

2026年の「吉備路の山全山縦走大会」について、実行委員会は2026年3月22日日曜日に開催することを決定しました。2026年は節目の10回目であり、記念事業の内容を検討するため、ワーキンググループ(WG)を立ち上げることとしています。

そして、全国から参加いただいた皆様に、吉備の国の歴史に触れ、「吉備路の山」の魅力を満喫していただける記念大会に向けて、実行委員会がワンチームとなって準備を進める所存です。お仲間を誘ってのご参加を、よろしくお願いします。

この大会は、主祭神が大吉備津彦命で本殿・拝殿は国宝に指定されている「吉備津神社」や古代の山城「鬼ノ城」など、日本遺産認定の「桃太郎伝説が生まれ、悠久の歴史とロマンが息づく」吉備路の低山を巡る「縦走ハイキング大会」です。

大会は2015年に始まり、初回の参加者は590名でしたが、回を重ねるごとに参加者は増加し、前回の2025年大会は、初めて定員千名を超える1042名もの参加の申し込みをいただきました。しかしながら、天気は土曜日、日曜日ともあいにくの雨模様となり、大会当日の参加者は578名(参加申込の56%)、同キャンセルは464名(44%)でした。

それでも、参加された皆様はカッパを着け、登山靴は泥まみれになりながらも、早春の吉備路の山々を歩き通され、それぞれのコースで笑顔のゴールが印象的でした。

標高397mの鬼ノ城からは、眼下に広がる吉備路の眺望は叶いませんでしたが、西門で桃太郎が差し上げる「きびだんご」に舌鼓を打ち、奥坂休憩所でのパンの配布や吉備津彦神社での「ぜんざい」振る舞いサービスが、とても好評でした。参加者から「満足、スタッフの声かけで頑張れた」との声が寄せられています。

コースの最終は、由緒ある吉備津神社です。自然と歴史に恵まれた吉備路の山の縦走コースを丸1日、ゆっくり、ゆったり歩いていただきたいと思っています。

実行委員一同、準備万端を整え、皆様のご来岡をお待ちしています。

2026(第10回)吉備路の山全山縦走大会
実行委員長 中村 晴美